こども英会話教室のブログです。日々のレッスンや教材作りの様子をお届けします。  子育て中のかた、英語講師の方、ぜひお話しましょう。
ディスレクシアのセミナー
2015年12月06日 (日) | 編集 |
ここ何週間か 気になっていたことがあって
今日は NPO法人エッジのディスレクシアのセミナーに行ってきました。

NPO法人エッジのサイトはこちら


どうしてかというと 今担当している中学生の子が
もしかして・・・と思う点が多く、
そして それを ご家族の方はきがつかず、
ただ 勉強不足だと、暗記が苦手、読むのが遅いと思われているんです。

最初 わたしも 部活が忙しい部なので
時間がとれないのかとおもっていました。

でも ここにきて 例えば単語テストで前回 書けていた単語の
アルファベットの順番が 違っている。
次に同じ内容のテストをしたら 今度は違うところの順番がちがう。
bとdを間違える。
単語テストも同じ内容なのに 8割とるのに4~5回かかる。
読解問題が苦手。

あれ?もしかして…と思い始めてました。

本人も「わたしできないから。」と
いっていますが、実は本人の努力とは
違うところに何かあるのではないかと
思い始めていました。

そして前によんだ上野一彦先生の
ディスレクシア本のことを思い出しました。
(急にアマゾンのウィジェットが表示できるようになったので
→にだしました~。)

でも ここで そうかとおもっても
親御さんが気が付いていないのは
どうしたらいいのだろうか?

本人が努力しているのに
報われず、自分に能力がないと思ってしまっていたら
かわいそう・・。


そこで ディスレクシアのお子さまをお持ちの方に
相談してみましたが、、
やはりデリケートな問題だということと
そうではないかといっても 私は素人だから
それもむずかしいのではということを
お聞きしました。

そして 参考図書にあげられていた
藤堂栄子さんの本をアマゾンで購入したときに
藤堂さんがNPO法人を立ち上げていらっしゃるのを知り、
そちらのサイトにいったら たまたま今日のセミナーに
間に合い、港区で行われた会に参加できました。





そこで 藤堂さんのお子さまで ディスレクシアと判断された
藤堂高直さんとお二人のお話を聞くことができました。




高直さんは 建築家で とてもすてきな建物をつくられています。
その他にも陶芸や小説、映画など 才能を発揮されています。

またお子さま向けのワークショップもされていて
自分の行きたいところなどの作品をつくる
想像力あふれる、想像力を子どもたちから引き出す
素敵な活動をされています。


高直さんがおっしゃっている 
「ディスレクシアというのは 血液型のようなものだ。」という
ことばもなるほどをおもいました。

16歳で留学され、そこでディスクレシアだと判断され
サポートが充実している英国だったので
現在のような活躍をされているということでした。

ご本人の言葉のなかに
今の私が知りたかったヒントがたくさんありました。

高直さんが英語の単語を覚えるときは
できるだけ 単語を分解して 接頭語や接尾語で
ひとつのことばから いろんな言葉を覚えるようにしたということ。
たとえば re- in- out- など。

白い紙に黒い字だと 余計に見にくいので
カラーフィルムを使ったこと。
英国では 試験の時に いろんな色をそろえてくれていたそうです。

bとd LeftとRight がわかりにくい時は
両手を使って 左手がLの字になるようにしてみる。
bとdも同じ。

目をつむって 何か手触りのいいものに
指でかいて単語を覚える。

高直さんのたとえだと、
「人が音や目で見た情報を判断するのを
京都の碁盤の目のようなところを歩いていて、
道に沿って進むとたどり着くのが早いのが一般の人だとすると、
ディスレクシアの人は 中世のモロッコのような
入り組んだ路地をあるいているようなかんじで、
たどり着くのに時間がかかる、でも そういう道をあるいていると
素敵な発見に出合うことがある。」

また おかあさまのたとえは
「高速道路を常に走っている野が一般の人で
一般道をはしっていて たとえば高速道路が
通行止めになっても 違う道をさがせたり、
素敵な発見ができるのがディスレクシアの人。」というように
話されていました。

また 現在 高直さんは 打ち合わせの時などは
マッピングをつかっているそうです。

おふたりのお話の中で 印象的だったのは
音と意味、そして記号の三角の図を説明されている中で
もともとは 記号(文字など)は あとからできた回路だということでした。

そして この記号と意味の「解読」をサポートしてあげれば
いいのだということでした。


お話のあと、直接榮子さんにお話を聞いていただきました。
そして 現在の時点で 親御さんにもディクレシアではないかと
話す必要はなく、本人にこちらからできる方法で
効果があった方法があれば 薦めればいいのではないかと
アドバイスをいただきました。

これから 高校受験、大学受験も控えている中学生。
これからの受験は来年の4月に法案ができ
ディスレクシアだということであれば
問題の時間を長くしてもらったり、
タイピング、口頭試験も選べたり、
個室での受験も可能になってくるということです。


また 来年の6月
「アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル&
シンポジウム2016」が横浜で開かれるようです。
(NPO法人エッジのホームページからご覧ください。)
その中で 「共通語としての英語の指導」という
シンポジウムもあるので ぜひいってみたいと
今からおもっています。

そして これから 目の前の子に
いろいろと こちらでできることを
やってみようと思っています。

こちらからのワークシートの紙の色、
色付きファイルシートを使ってみる、
問題を区切ったり、蛍光ペンを使って
読みやすくする…等。

ここで思いだしたのが
前に はぜどんさんが生徒さんにそのように
されていたこと。
Chocoさんが 参加されていた桶川でのセミナーのこと。

その時におじゃましてよませていただいていた
「学習障害と英語指導を考える」のサイト

その時は 実際にそういう子がまわりにいたわけでは
なかったので 知識としてしっておかなくちゃくらいだったのですが、
今日はもう一度 改めてお邪魔して これからのことを考えていました。
 
リスニングは得意な子なので
そちらも有効にできる何かを考えていこうとも
思っています。

ここ数日 もやもやしていたことが
すこし 晴れてきました。

今日は出かけてよかったです。

お話を聞かせていただいた皆様、ありがとうございました。



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コメント
この記事へのコメント
えらいなぁ
生徒さんのために一生懸命になるtamirinさん、本当に偉いです
私も昔、LDの生徒さんを複数教えたので、その時には色々な本を読みあさり、サイトも色々と見ました
今現在も2クラスに一人くらいの割合でグレーンゾーンのお子さんがいます
対応に苦慮するところですが、少しずつ少しずつ、その子にベストな物を手探りで探すしかないですよね
がんばってくださいね~
2015/12/07(Mon) 09:38 | URL  | Sakasayo #6qsAsK2A[ 編集]
そうなんですよね。この分野は算数のように答えがはっきりしているものではないから一つ一つ体験しながら考えていくしかないんですよね。
道のりは長いと思いますがこの仕事では避けては通れないのかもしれないと思います。
また色々お話し聞かせてくださいね。
2015/12/08(Tue) 08:48 | URL  | Choco☆ #-[ 編集]
Re: えらいなぁ
 Sakasayoさん

 そうでしたよね。前にはぜどんさんのお話の時に、そうお話されていましたよね。
ほんと その子その子で 違うと思うので これだというものが
見いだせないかもしれないのが 現在の私の力不足で
これから 受験を控えた年になろうとしているのに
力になれるかどうかというのが 申し訳ないと思っています。

 たぶん 保護者の方も気が付いていないくらいの
軽度の感じなんです。
家の方が気が付いていないようなのが 気になっています。
2015/12/10(Thu) 23:52 | URL  | tamirin #-[ 編集]
Chocoさん
 旅先からありがとうございます。
もう 帰られたでしょうかね~。

 また こちらこそ ゆっくりお話聞かせてください。
2015/12/11(Fri) 00:16 | URL  | tamirin #-[ 編集]
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